【エアコンの効きが悪い】ガスチャージの料金

2022.04.22


日本には四季があるといいつつ、エアコンは稼働していない日のほうが少なくなってきましたね。
人によっては一年中つけているのかもしれませんので、私たちの業界では定期的なメンテナンスを推奨しています。
エアコンは夏・冬へ入る前に、内部クリーニングなどをお願いする方が多いかと思います。クリーニングをするときれいになるから効きが良くなる、節電になるという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし中には、クリーニング後なのに効きが改善していない……? という事態が。
もしかするとそれは汚れのせいではなく、エアコン内部のガスに問題があるかもしれません。

今回はエアコンの効きを改善する、ガスチャージについて紹介したいと思います。
また、エアコンのガスチャージは、ガスを取り扱うため、専門知識のない素人の方では大変危険です。
必ずプロの業者に依頼するようにしましょう。

齋藤商会のガスチャージ料金


■ガスチャージとは

エアコン内部には「冷媒ガス」とよばれるものが入っています。
この「冷媒ガス」が空気を冷やしたり暖めたりしていますが、本来はガス漏れ・ガス欠を起こすことはありません。
どうしてガスチャージが必要になってしまうのでしょうか。
これにはさまざまな理由が考えられます。
ちなみにガス漏れしているときは、エアコンから出る風が常温だったり、製品によってはエラーコードが出るなどの特徴があります。

・取付け時に問題があった
エアコンの取り替え、取付けの際には、室外機に配管をつなぐなどの付随した作業が細かくあります。
しかし夏場の繁忙期で業者に余裕がなかった、DIYでうまくいかなかったなどの理由から、取付けがおろそかになってしまうことが。とくに「真空抜き」という作業は取付け業者でないと難しく、DIYで失敗するとガス漏れの恐れがあります。個人でされる場合は可燃性のあるガスだと大変危険なので、オススメしません。
ほかに「冷媒配管」とよばれる管を室外機とエアコンにつなぎますが、誤って折ってしまい、そこからガスが漏れる原因になってしまうことも。

・エアコン、配管の寿命
エアコンを使い続けていると、当然本体や配管に負荷がかかります。
配管に亀裂が入っていてガスが漏れてしまったというケースや、台風のあとに倒れていた室外機を起こすと配管の接続位置がずれて、なんてケースも。
この場合はどうにもならないので、ガスチャージを業者にお願いしてみましょう。

■料金相場
ガスチャージはどれくらいの料金がかかるのでしょうか。
これは業者や地域によって異なりますが、およそ作業代とガス代を含めて15,000円~25,000円ほどです。メーカーやエアコンのタイプによっても変動するでしょう。

ガスは一つだけではないので、タイプによっても価格が変わります。
どのガスが使われているかは、エアコンの機種についてメーカーに問い合わせるか、説明書を確認してみると確実です。なお、家庭用エアコンの主流はR32ガスです。

■ガスチャージのメリット

ガスチャージで得られるメリットについてご紹介します。

・買い換えるより安く済む
買い替えを検討される方がいらっしゃるかと思いますが、なかなかおいそれとできる金額ではありません。
エアコン本体にプラスして、取り外しと取付けに作業費がかかり、古いエアコンの処分費もかかります。高ければトータルで3万円ほどかかるでしょう。それと比べると、安く済むかもしれません。

・時間が掛からない
エアコンの買い替えとなると、新しいエアコンが設置できるまで必然的に時間が掛かります。
この間、エアコンのない生活になりますので、夏場は厳しくなるでしょう。
ガスチャージと聞くと、少しおおげさにも聞こえますが、作業時間は長くて2時間です。そのため慌てて買い替えるよりも、業者を手配できれば早いかもしれません。

■手順
ガスチャージはたいてい以下のような流れで行います。
作業時間は修理内容や調査にもよりますが、約1時間半~2時間ほどです。

1)不良部分の修理
ガス漏れが起きた原因を調査し、該当部分の修理もしくは部品を取り替えます。

2)真空引き
エアコン内の空気を抜き、内部にガスが残っていれば回収します。

3)ガスチャージ
秤で数値を確認しながら、ガスを補充します。

■まとめ
エアコンの効きが悪いときはガス漏れが原因かもしれません。
夏や冬に入る前に、一度試運転を行って問題がないかチェックしてみましょう!

齋藤商会ではガスチャージを17,600円から承っています。
鈴鹿市を中心に三重県全域でエアコン工事、電気工事を行っておりますので、エアコンが故障しているなどの困ったことがございましたら、すぐに向かわせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。

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